昨日、図書館に行った。
平日の午後。
ご近所友人とウォーキングしていたら、雨がぽつりぽつり、
急遽、途中で図書館へとコースを変更した。
(平日、わたしは自宅にいることは、ほとんどないので、そうとう、貴重な一日であるため、
一日の過ごし方として、ご近所友人をウォーキングに誘うかどうか、悩んだ)
けっこう、静かではあるが、固定客のような人々の姿。
私がソファに座って本を読んでいると、前で寝ている人あり・・・いびき、かかないでください。
年配男性が多い
辦公室家私。
新聞、読み放題。
雑誌、読み放題。
図書館の本は全て読んでしまっても、新聞や週刊誌、月刊誌は、日替わり、週替わり、月替わり。
私の貴重な市民税は、ここにも使われていた!!(嬉しい実体験)
全て無料の本の宝庫を見て、税金が市民のために使われている実態を肌でをしみじみ感じた。
というと、大げさかもしれないが
k2數學。
孫の絵本も、素晴らしい絵本の数々。
1回につき、3冊か、5冊の貸し出しだか忘れたが、長女が毎回、利用している。
図書館は、す・ば・ら・し・い!!!
だいいち、暇つぶしや、気分転換に、ぴったり。
とくに、毎日サンデーの人にとって。
午後の散歩がてらに。ついでに、食材を帰りに買ってきたり、と、行き帰りの労力を無駄にしない。
というか、散歩は、労力の無駄と捉えると、話がややこしくなる。
身体を動かす、心身の健康のため、と捉えると良いが、
わたしは、超省エネ者なので、どうも、散歩だけではもったいない。
同時進行の付加をつけたくなる。
たとえば、目的地で何か目的行動をする、とか、近所の人とべらべらおしゃべりをしながら、とか。
音楽や落語、語学リスニングしながらとか。(時折、季節の風景を楽しむのも捨てがたい)
しかも、べらべらおしゃべりも、ただ単に、べらべら無駄に、ではなく、ほんの3分でも、ハナシの中からニュースやネタを拾う。
意外に、ご近所ネタや、自治会ネタは、それなりに貴重である。
図書館がある建物のエントランスホールに置かれたソファに、並んで座っている女性たちがいた。
5人ほどが、地下鉄のシートに座って並ぶように、押し合いへし合い、仲良く座って、おしゃべりしていた。
年齢は、60代後半~70ぐらい??
ちょっと離れた位置から見ると、みなさん、地味である。
年齢によるものか、ご近所だからか、図書館だからか、ウォーキングか何かの途中だからか???
わたしも、待ち合わせの時間スレスレに身支度したので、雑な見かけ、格好である。
ちゃんと外出する時は、ちょっと気合を入れている(笑われそうだが)せいだか、なんだか知らないが、
話しかけられたりすることが、ちょこちょこある。
同じ人物と偶然が度重なると、めんどうなので、目を合わせないことにしている。
しかし、図書館やスーパーなら、暮らしそのまま、等身大なので、
そういう場面でお知り合いになるということは、ある意味自然である。
が、わたしは、メリハリ人間なので、等身大の自分は家の中に置いている。
一歩外に出ると、別の自分。
しかし、平日の、生活圏にある図書館なら、等身大かなあ・・・と感じた。
と、話は脱線。
・・・で、新しく出来た喫茶店に入ってみる。
コーヒー480円。10枚綴りでも4300円。
サイフォン式ではあるものの、高いと感じる。
梅田の一等地ならともかく、郊外に住む、お金に余裕のある毎日サンデー組を狙ったのかも知れないが、
自分が入れるコーヒーのほうが、コクがあって濃厚で、美味しいと感じる、コーヒーにうるさい、わたし。
友人とどれを注文するか、そうとう迷った。
セットにしても1000円ぐらいするし、単品でも高いから。
新しく丁寧な設えの美しい店内ではあったが、経営がもつかどうか、心配になった。
去年あたりから、ご近所友人は、特別になにをするでもない「毎日サンデー」になっているが、
わたしは彼女のようには、まだまだ、なれないと思った。
(わたしからの平日ウォーキングお誘いのメールに、即、その場でOKは、彼女ぐらいだ。
それはそれで、フットワークが軽いと言える)
おそらく、毎日サンデー、毎日自宅で、平穏生活には、10年は、かかることだろう。
半径5キロ圏内の活動では、とても満足できそうもないからだ。
(半径5キロでも、充実できる趣味などがあれば、別だが)
そして、東奔西走、まだまだ果たすべき義務役割がある。
しかし、皆さん、年齢を重ねると、遠出するのが億劫になり、近所に楽しみを見出すようだ。
わたしの場合、国際空港が比較的、近くにあるので、
ひょいっとお出かけする時は、飛行機に乗って海外に行きたい。
行くときは、誰にも言わず、こっそり姿をくらまし、こっそり帰り、何食わぬ顔で、いつものように日常生活を送る。
しかし、そんな行動力があるのは、あと何年なんだろう。
超老齢化社会を目前に、身近な生活風景を見て、いろいろ勝手にアタマでシュミレーションする。