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花見の宴

想いは北海道

私は駄目女だぁ

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私は駄目女だぁ

同じ日の夕方のことだった。私は深く尊敬し憧れる友人に会った。そしてその方もなぜか唐突に、「さっちゃん、何か出来ると思う!応援する!さっちゃんはベースがしっかりしているから、自信を持って!」と言われた。

余りの唐突なその方の応援とアイデアに一瞬戸惑い、そして今朝がた大先輩から頂いた言葉と合わさって、心の中に隠れていたその目標、夢のようなものが再びのし上がり、そして心の中心に陣取った。

何かできるのかもしれない。何かしたいのかもしれない。今なのかもしれない。
何となく何となく見えて来た気がする。一度忘れようと決めたものを、再び直視出来るようになっている気がする。

そんな思いを胸に帰国してきたアメリカで、1週間が経ち、そしてあっという間に2週間が経った。その間に、あんなにメラメラと燃えていた心の中の炎はいつの間にか小さくなり、今や線香花火の最後の丸い球のような状態に、か細く居心地悪そうに光っていた。

ねぇ、さちこ、そう言えば、前に言っていた「やりたいこと」はどうなったの?
夕食の後のおやつの時間に、哲がそう問いて来た。

う、、、そうなんだよねぇ。。あっという間に3月になって、もう4月!今年は何かをと思っていて、あれだけ先輩やお友達から影響を受け、パワーをもらったのに、これじゃぁ、駄目だよね。実は何となく考えていたんだけどね、やっぱり私には無理だと思う。そんな技量は無いし、何かを自分1人で推し進めていくパッションもないと思う。パッションはあってもパワーが無い。でもねぇ~、何か頑張ってしたら哲も早くにリタイア出来てゆっくり出来るかなぁ、、って思ったり。
何言ってるの?俺は関係ないよ!それに物事は「頑張って」することじゃなくて、「したいか したくないか」だよ。幸子の人生なんだから。俺は関係ないよ。

哲から「幸子にも働いて欲しい」と言われたら、私は喜んで働く。家のために、将来の二人のためになると思ったら、喜んで働く。でも、哲は私に仕事をすることを強いない。なんて有難い!とも思うが、でも何かしらの力になりたいとも思う私は、いっそのこと「仕事して!」と言ってもらえたら、、と贅沢にも思ってしまう。それに、「俺には関係ない」と言うのは、そのままの意味でないにしても寂しい表現だ。2人の人生だと思い、私は何を考えるにもいつも「哲はどう思うか」「哲が喜ぶか」と言うことを念頭に置いていたが、その哲に「一緒の人生」をはねのけらえてしまったように若干思ってしまったのだ。

あぁ、私は駄目女だぁ。。駄目女、駄目女、駄目女、、、。

そう言って、テーブルに頭を突っ伏した。
駄目女じゃないよ。大丈夫だよ。ただ、幸子には能力と力があると思っているから、このままじゃもったいないな、、って思うんだよ。

哲から背中を押してくれるようなアドヴァイスをもらえなかったことに凹み、そして前へ進みだすことの出来ない自分に「駄目女 駄目女」と心の中で呼びかけその日はどっぷりと落ち込んだ。結局私は自分で何かを始める力が無いんだ、誰かについて行くのが得意で、そうするのが楽で好きなんだ。

翌日。

今までの生活でも、何かあると哲の言うことが結果的に正しかったように、一日経って昨日の哲の言葉を落ち着いて考えると、やっぱり哲が正しいと思った。哲の「幸子の人生」という言葉が理解できたような気がした。
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